モバイルプロジェクター(Anker Nebula Capsule II)と三脚の相性の良さ

家でプロジェクターを使い、大画面で映像を投影したいニーズはそれなりにあると思う。
Anker Nebula Capsule IIはそのようなニーズにおすすめできる。

  1. オートフォーカス・キーストーン補正
    最も重要なポイント。モバイルプロジェクターは場所を変えることが多く、ピントを合わせるのは頻繁にはないとはいえ手間になる。モバイルであるならオートフォーカスの有無はかなり重要である。
    キーストーン補正は斜めに投影した時に歪みを補正する機能。スクリーンに対して左右に回転した時は補正してくれないが、上下の場合は補正する。この機能のおかげで設置の自由度がかなり広がり、机の上にプロジェクターを置いて壁に投影するときなどに特に役に立つ。上下に投影するときは三脚があるとかなり便利。天井投影もしやすくなる。 f:id:kurama_sk:20200509203822j:plain

  2. コンパクトなサイズ
    イメージとしては小さめの水筒といった感じ。重さも740gとずっしり感はあるが、安定感もある。直径8cm程度で邪魔にならない。

  3. すっきりとしたインターフェイス
    電池を内蔵しており電源コードなしで使う事が出来るため、ケーブル類がなくすっきりさせることができる。 YoutubeNetflixなどはプロジェクター単体で見ることできるほか、Android OSが入っているためVLC等のアプリでファイルサーバー上の動画も無線で見ることができる。
    また、USB-AがありコンパクトなUSBメモリを使う事で多くの動画を保存することができる。 もちろんHDMIでの有線接続も可能。

  4. スピーカー内蔵
    8Wスピーカー内蔵。単体でもスピーカーとして使う事ができる。

明るさは200ANSIルーメンと気を付けるべき点はもちろんあるが、少し照明の明るさを落とせば十分に見やすい。オフィスやカーテンの開いている昼の部屋などのよほど明るい部屋では厳しいと思う。

税込み6万円とそれなりの値段がするがモバイルプロジェクターとしてはとても使いやすい。繰り返しになるが1.のオートフォーカス・キーストーン補正が重要である。